2015年02月14日

アメリカで開催される害虫駆除関係の展示会に参加してきました。

皆さんこんにちは。インターネット委員の芝生です。
2014年の10月にアメリカで開催されたPESTWORLDという研修会に参加してきましたので、
その時のことを少し記事にさせて頂きます。
PESTWORLDとは米国の害虫駆除の協会(NPMA)が主催し、年に1回行われるイベントです。
2014年の参加者は3,300人、アメリカ以外に世界中(約80カ国)から参加者が集まってきます。main.jpg
このイベントは4日間に渡って開催され、基調講演の他に50を超える講演、
190社を超える展示ブース、業者交流の為のパーティーなどが開催されます。
米国のPCO作業員にとっては、PCO作業を行う為の資格更新に必要な単位を取得する
研修会という意味合いも併せ持っています。
展示会の様子は下図のような感じで、大変盛況でした。01ad991c339713a8c6c679ef412ac18b732726cd93.jpgS6003075.jpg

講演プログラムの演題の一部をご紹介すると
・ネズミの皮脂 ラットサインは何を物語るか
・木材害虫 加害跡から学ぶ事
・都市緑地の病害性マダニ防除
・鳩以外の色々な鳥対策
・アルゼンチンアリ誘引殺虫テクニック
・食品工場に最適なネズミ防除
・蜂保護のラベルを理解しよう
などの様々な害虫獣に対する講義や、食品工場に対する
コンサルタントの手法などの講義がありました。

何故私達がこのような海外の研修会に参加するかというと
飛行機や船などの交通網が発達し人間が世界中を行き来できるようになると同時に、
「虫」も世界中を行き来するようになってきました。
海外から日本に移動し、定着してしまった虫(セアカゴケグモやアルゼンチンアリなど)
日本から海外に移動し、定着してしまった虫(東南アジア地域へヒトスジシマカ)
なども起こるようになってきています。
その為、私達は新しく侵入してきた害虫を駆除する為に
「生態の研究や駆除方法の確立」を求められる事が増えました。
そういった変化に対応していく為にも私達は日本国内の研修会や
PESTWORLDのような海外の研修会に参加し、日々研鑽を積み重ねています。

最後にオーランド空港で撮影した夜明けです。0158da6cd550a9e606183ed31e68b7767599b077a1.jpg
posted by 神奈川県ペストコントロール協会 at 09:00| 神奈川 ☀| 害虫情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月27日

とうとう日本でデング熱!

とうとう日本でデング熱!
デング熱70年ぶりに国内感染を確認とのニュースが流れましたね・・
国内での感染確認は1945年以来とのこと・・・

なんと、今回は、渡航歴の無い人が感染とのこと・・

蚊の防除がいよいよ重要になります!

我協会が以前から掲載している“デング熱(予防対策提言)”を是非ご覧頂き充分にご注意くださいませ!
posted by 神奈川県ペストコントロール協会 at 18:04| 害虫情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月25日

スズメバチの毒

日頃の依頼者からもよく聞かれるものに、もし刺されたら如何したら良いかというのがあります。この場合は迷わずすぐに病院へ行ってください。ハチ毒は人に対して強い生理活性を持っており、成分はアミン類,低分子ペプチド,酵素類などが複雑に組み合わさっています。アンモニアで中和するなどといった素人療法は全く効果がありません。
応急処置としては刺傷箇所の上部を押さえて毒を絞り出し、流水で洗浄します。口で吸出すのは口腔内に傷があった場合、毒を吸収してしまう危険があるのでやってはいけません。
ハチに刺された際の激痛はセロトニンやヒスタミンなどのアミン類や、ハチ毒キニンなどにより引き起こされます.スズメバチの毒成分には,他の生物毒に比べてセロトニンの量が多く、この量が最も多いのは昆虫界の食物連鎖の頂点にいるオオスズメバチですが、刺さされて最も痛いのはチャイロスズメバチで、セロトニンの濃度が一番高くなっています。
ハチ刺傷により我国では年間24〜5人程度の死亡例が報告されていますが、ハチ毒自体での原因よりも毒が体内に入ったことによる過剰アレルギー反応いわゆるアナフィラキシーショックによる急激な血圧低下や心拍異常、呼吸器障害などによるものが多くなっています。これらの症状は刺されてから1時間以内に現れるので、異常を感じてからでは間に合わなくなる恐れがあります。すぐに病院へ行きステロイド剤や抗ヒスタミン剤治療を受けると全身症状の緩和だけでなく痛みもかなり抑えることができます。

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posted by 神奈川県ペストコントロール協会 at 15:52| 害虫情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする